3LDK【Only One】感想

 

感想というよりただの拗らせた感情。

 

 

01.FUTURE
作曲も出来る植原卓也本当凄い。
自粛期間中に作詞作曲したとのことですが、あの期間て色々な非常事態が押し寄せて、もっと感情的になったり言葉が激しくなりがちだと思うのですが、静かで密やかな熱さをこんな歌詞に落とし込めるのはやっぱりたっくんの言語センスゆえだなと思います。

あと割と特徴的な3人の声がより特徴的に聞こえる歌割りと歌い方が好きです。
「カタチを描く」の「描く」のとことか、何だアレ??好きだ!!!

 

02.LOVE GAME
視聴会の時に男性の気持ちの歌かと思いきや、実は...という話をしていて、蓋を開けてみたら2番は女性側の歌詞で、とても勝気な女性だったし、多分男性側はちょっと不利。ミュージカルナンバーでも男女でバッチバチにやり合う歌が好きなので、この曲も凄く好きですね。
こうき君の伸ばして歌う「お互い様」が印象的なのと、壮ちゃんの好戦的な「誰にも」の歌唱法が好きです。
この2人に女性側の歌詞歌わせただけでも100点満点なのにそこを飛び越えて「歪な~」のパートのたっくんが中性的な魅力爆発で凄く良かった。
1曲の中に男女の側面があったら中性的なパートが欲しくなるし、そこをたっくんが歌うのは解釈の一致が過ぎる。
どうでもいいんですけど、MV初見時、2:34ごろ走るこうき君の服の紐(?)みたいな部分がナイフに見えて、今から刃傷沙汰が起こりそうな匂いを感じてしまった。

 

03.HAVE A GOOD VIBE
「Only One」全部好きなんですけどね、1番は?と訊かれたらこの曲なのかもしれない。
この曲だけじゃなくて全体的にたっくんの作詞は韻を踏んでる部分が多くて、凄く耳心地が良いというか聞いてて気持ち良いです。
この曲だと「突っ込むから~」とか「落とした~」とかの踏み方がお洒落だし、「this」と「Kiss」みたいなちょっとしたところにもセンスが溢れている。

こうき君の陽な声がアクセントになってるのも好きです。

 

04.Summer Flower
発売前にYoutubeでMVを見まくったので耳馴染みもあるし、MVの印象が強い一曲。
ミニアルバム作ってMVも作りましょうってなった時に「LOVE GAME」と「Summer Flower」で作りましょうとなるの凄く分かるし、1曲はダンスをバチバチにアピールして、もう1曲はさんえるの、3人の魅力が伝わるMVで、となるのも凄く分かる。
いや、水田監督がその意図があって作ったかどうかは分からないのだけれども、曲も勿論、MVも3人の「3LDK」としての魅力が詰まってて本当に良きです。好き。
3人は元々ソロ活動がメインだし、1人でも十分魅力的なんだけど、でも3人揃った時のワチャワチャとした緩い雰囲気になるのもソロ活動とはまた違った魅力だと思うし、それぞれの活動を追ってるだけでも幸せなのに、それでも3LDKとしての活動を求めてしまうのは、パフォーマンスも勿論のこと、3人で居る時の表情がそれぞれのソロ活動とはまた違った側面を魅せるからだな、と思ってます。

 

05.HOME
3LDKだもんね!!!家が必要だよね!
「実はそれがいい」の箇所、歌詞カード見ずに聞くといつも「実はそれが愛」に聞こえてしまう。
Summer Flowerでも「I got it」が「上ガレ」に聞こえてしまうのですが、こっちは割と意識してダブルミーニングを持たせてるように思うのですが、HOMEはどうなんでしょう。

歌詞に「季節の花」と出てくるのが憎いなぁと思います。

 

06.トライアングル
全体的にエモい曲。
曲自体本当大好きな曲でもあるのですが、Time3Lipで披露した時も本当に嬉しかったしエモさを感じていたけど、改めて3LDKとしてミニアルバムに収録されてる事実がよりエモい。
3人でトライアングルであり、3人でトライしていく曲であり、まんま3LDKの曲だなと思います。

 

Bonus Track Butterfly -Re:rec-
声が大人になった、というか、ギラギラ感が減ったような気がします。
聞き比べたくて2012のHANDSOME聞き返したら3人だけじゃなくて全体的にギラギラしていたw
当時、私はそこまでアミューズにどっぷり嵌っていた訳ではないので、この3人のユニットをファンがどう捉えていたか分からないのですが、3人の相性が良い、出来ればこの3人で活動を続けて欲しいという声が、もしあったなら、それは3人のケミストリーと共に、この「Butterfly」という楽曲の力が大きかったんじゃないのかな、と思います。
楽曲単体でメッチャ格好良くて印象的な神曲
割り振られた時点で当たりであり、ラッキー。
運も実力にしてしまったのだなと思います。

そういえば、3LDKは基本平間センターだと思ってたのですが(身長的な意味で)、2012年当時は3人にセンターを振り分けているようで植原センターだったんだな、と映像を見て思いました。3LDKは平間センターでも植原センターでも水田センターでも誰がセンターでもバチッと決まって格好良いところも良いな、と思います。
どうでもいいのですが、長らく彼等が華麗組と呼ばれてたのは知ってたのですが、つい最近まで由来を知らず、何で?でもファンの間では当たり前に呼ばれてる??どこ発祥??ってずっと不思議に思ってたのですが、最近、当時のハンサム番組の中で「ハンサムの華麗な部分を~」から取られたんだと理解しました。
前華麗組、現3LDK。
※メンバー変更なし。
面白い。

 

コロナ禍になり早一年、ということは世界が一変して早一年と言うことで、コロナの所為で悲しい思いをしたり、こんちくしょうと思ったり、マイナスな部分が多くなってしまったし、コロナなんかなければと何度も思ったけれど、コロナが存在する世界線で数少ない良かったことは3LDKが存続したことだな、と思います。
※もう一回言いますが、コロナが発生しなければ良かったが前提です。
「UNLOCK」があり、今回のミニアルバム発売があったのはファンとしてはやっぱり嬉しい。
3人の活動が充実してるので、このまま自然消滅しそうな雰囲気があった3LDKがまさかミニアルバム発売するなんて、絶対に世界がこういう状況にならなければ起き得なかったことだと思うんですよね。

今回、ButterflyのMVが過去の楽曲披露時の映像を繋ぎ合わせたもので、それを見た時、やっぱり何か拗らせた感情がグワッと出てきてしまった。だって、個々の活動が充実してる俳優さんが8年前に事務所のファンイベントで組んだユニットとして定期的にパフォーマンスをして、ユニット名が正式について、イベントをし、ミニアルバムを発売するってどう考えても凄い。
このblogを書く前に自分が持ってるButterflyの映像を見直したのですが、2012の時点で既に格好良いんだけど、年を重ねるにつれて3人のパフォーマンス力や歌唱力が凄く上がっているのが分かって、改めて凄い3人だな、と思ってしまった。ユニット感もどんどん強くなっていくのも良かった。
最近の3人を見ると30代に突入したんだなとしみじみ思うのですが、それでも昔のパフォーマンスを見返すと、今のパフォーマンスの方が断然に好きだし、本当に凄く良い年の取り方をしてるな、と思います。
今の3人が本当に格好良くて大好きです。


個人的に、一年前は傷ついたり、こんなことになるとは思わなかったと感傷的になったり、感情の起伏が激しかったのですが、最近は割と諦めることに慣れてしまって、傷付く予防線を張り巡らしたり、日常生活でも一生懸命楽しいことを探してなんとか自分の感情が最低まで落ちないように頑張って頑張って自分を持ち上げてたのですが、この「Only One」を聞いた時、本当に久しぶりに自然と感情が高ぶって、嘘偽りなく嬉しいと思えました。いや、本当推し凄い。
歌声は劇場で沢山聞いてるのにCDになったことほぼほぼない筈で、iPhoneから歌声聞こえるの本当凄い、嬉しい、幸せ。
唯一の不満は曲数が少ないことですね。フルアルバム出してください。
あとインスタの期間限定の文字を外してください。
Making Of 「Only One」のラストが「to be continued」だったことが、ファンの心情分かり過ぎだろと思いました。ありがとうございます。
勿論その言葉通りに続いて、育ったハートが更に大きくなれば良いな、思います。
大きくなる為にもっともっと応援したいし、ずっと好きでいたいな、今回改めて思ってしまった。
本当、さんえるって最高だな。大好きだ!!!