A New Musical『ヴァグラント』

 

ポルノグラフィティの晴一がミュージカルを企画していると聞いた時、面白そうだなと思ったし何となくさんえるの誰かは出るんだろうなと思ってました。
蓋を開けてみれば壮ちゃんと水田君で、上口君もキャスティングされてるし、あらすじを読んだら面白そう、メッチャ楽しみ、と楽しみにしていた舞台でした。

最近漫画の舞台化が乱立されチョイスされる原作に心惹かれないという心持ちで居る中、ミュージシャンがオリジナルミュージカルを作りたいと企画し、沢山のプロが携わってオリジナルミュージカルが出来たことは本当に素晴らしいことだと思います。
某プロダクションの社長が日本人には1作品分のミュージカル楽曲が書けないから外注してるという発言を聞いた時、発掘や育成をしていないのにそんなことを言うのはなんて失礼なんだろうと思いました。
だから晴一が「やりたい」とう言って楽曲を作成したことは本当に凄いなと思うし、これからも彼に限らず「やりたい」と思ったミュージシャンが制作できる環境が続けばいいなと思います。私はその点でこのミュージカルは凄く意味があったと思うし、上演されて良かったと思います。

ただその一方で純粋なミュージカル作品としてどうか?と言われたら、私は「う~ん…」と言葉を濁してしまいます。
トンチキな作品だったな、、としか言えない。。
という訳で後はひたすら作品についてのツッコミなので作品を愛してる方は、閲覧ご注意ください。

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