【S × ? Vol.01】


ソワレ公演観劇。
始め発表された時はあまりピンと来ませんでした。

 

というのは自分があまりダンスに対して感受性のない人間で、上手いか下手か(というか得意か苦手か)ぐらいは分かるのですが、上手い人の種類分けまで出来なくて、「わーすごーい、」ぐらいの感想しか持てなくて、そんな人間がダンスショーなるものを観ても楽しめるか分からなくて、アミュモバ先行はスルーしたんですね。
ところがその後にAAA観て、久しぶりにステージに居る壮ちゃんを観て、あーーー、なんかやっぱ好きだなぁという感情が拡大してしまいまだLINE先行中だったので、倍率知らんけど、ダメ元で申し込んで取れたら行く、取れなかったら諦めると決めて申し込んでみました。

そしたら、当選だったんですね
あー、もうこれは神様が行けと言っていると思ったので、参戦してきました。

 

会場は円形。中央のステージを囲むようにブロック分けされた6列の座席でした。最後列で座席に段差がないので見えるかなーと不安だったのですが、倒れる振付以外はよく観れたと思います。

歌いながら平間壮一登場。
あれ、これはダンスイベでは?という頭の中を見透かしたように色々と説明してくれる壮ちゃん。
最近、自分のことを知った方もいらっしゃるのでーと言った時、あーーなんか凄い歴史を感じる!!!と思ったし、その感情の通り、平間壮一の歴史振り返りコーナー。

と言いつつもダンスシーンが多く映像のある出演作のみです。
頭上にある四面のモニターが降りて来て、壮ちゃんと一緒に映像観ました。
ホント、こん時、わーイベントっぽい!と思いました。
FROGS→BLACK&WHITE→サイン→THE ALUCARD SHOW→WASABEATS→THE LOVEBUGS→ロミジュリ→indigo tomato
かな?抜けや順の違いはすみません。他の方のTwitterかblogで補足して下さい。
ちなみにこの時、目の前に壮ちゃん居るのに映像観るの勿体なくて出来るだけ壮ちゃん観てるようにしてました。私は壮ちゃんの横顔(輪郭かな?)がとても大好きなので、上を見上げてモニターを観てる壮ちゃんの横顔がとてもとても尊かったです。なんだろ、横から分かる前を向いてる壮ちゃんの顔つきが好きなのです。良い時間でした。

映像振り返り後は、作品についての説明や裏話をしてくれたのですが、BLACK&WHITEで演出家のうらんさんがオーディションで役を決めたことや、台本読んで盲目の少年に立候補したのが壮ちゃんと小関君だったこと、そして役を勝ち取った、ということは始めて知ったので、ちょっとビックリしました。
個人的に平間壮一が気になったのはこの盲目の少年だったので、凄い懐かしいという思いと、DVD見返そうという思いでいっぱいでした。あと、このBLACK&WHITE、それぞれキャラに合ってたので、あてがきだと思ってた。。
indigo tomatoのダンスをサヴァン症候群の方のように色や臭いを観客が感じるように踊ってください、という注文はすげぇなと思いました。
ロミジュリは踊ってる途中で高笑い上げてて、えっ???そんなマーキューシオ、知らん???とガバッとなりました。なんだよーめっちゃ格好良いじゃん。あと、馬場ベンヴォーリオと古川ロミオね。良き。映像売ってください。

 

その後、本来のダンスショー。
大道芸人の青年が心(肉体)を持ったマリオネットと一緒に踊る、というストーリー。
ダンスショーと聞いた時はもっとゴリゴリ踊るのかな?と思いきや、パントマイムや表情での表現も多くて初心者でも取っつきやすいダンスショーでした。
クルクルと表情豊か。個人的にもっと険しい顔つきでゴリゴリと踊るのかな?と思ってたので意外でした。
本当に楽しそうに踊るな。
(ちなみにこの時、というか冒頭から隣の方が「可愛い!」「格好良い!」と結構デカい声で言っていて(少なくとも隣席の私にはハッキリと聞こえるレベルで。)、もう凄い注意しようか迷いましたよー。いや、貴方が「可愛い!」と言うその瞬間、私も可愛いと思ったし、「格好良い!」と口に出したとき、私もそう思ったけど、口には出さなかったよ!!!舞台なら迷わず注意するけど、こういうイベントだし、(そしてそう私が注意したら彼女が嫌な思いをするのも分かるので)迷った末に言わなかったんですが、イベントと言えども感想をボロボロ、口に出すのはダメだよ。貴方の気持ちは貴方のモノで、仕舞っておいて欲しいな。ただ単純にステージで繰り広げている音以外の音が身に入ると気が逸れて集中できないんですよ。私はステージを観てる時はステージに集中したいし、他人の感想なんて要らんし、知らんわ、という感じです。舞台ではそんな感想を口に出すことしてないと思いますが、しちゃダメだよ。。)

s**t kingzのOguriさんは当たり前なんだけど初めましての人で壮ちゃんが言ってたみたいに身体の使い方が常人と違ってました。全ての動きが滑らかで私が知らない、そしてこれからも知ることがない神経や筋肉を使ってる人だ、と思いました。

壮ちゃんと対で踊ることで2人の個性や動きの違いが浮き彫りになって面白かった、というより普段見ないものを見れたので新鮮に感じて楽しめました。良かった。ダンスショー楽しめた(笑)あと、見ているものや感じていることが違う人達なんだな、とパフォーマンスからそう思ってしまった。

ダンスショー後は物販の宣伝して、少しのMCの後、終わりでした。
なんかアンコールとかすんのかな?とか思ってたらそういう訳でもなくみなさんあっさり帰られてたのが意外。イベントってそういうものなんですかね?お見送りがあるからかな?

 

という訳で行って来たのですが、ダンスショーの冒頭演技から始まる壮ちゃんが身に纏う空気というか雰囲気に触れた瞬間、あーやっぱり私は舞台上の壮ちゃんが本当に本当に好きなんだなと思ったと同時に始めて気になった瞬間を鮮明に思い出してしまいました。

芸能事務所とかよう分からん時にBLACK&WHITEを観て、それこそ、その中で知ってるのはたっくんとどーりぐらいの知識で観てて中盤出てきた白髪で盲目の少年が空気感をガラッと変えてしまって、あれ、なんだろ、この子、凄く上手いな、というのが壮ちゃんの第一印象でした。それからアミュ舞台幾つか観たり、他の舞台を観たりしたけど、出てきた瞬間に舞台上の空気感を変える壮ちゃんのことがいつも気になって気になって仕方がなかった。
日本の演劇界やミュージカル界には凄い人が沢山居て、彼等も舞台を極上の色で彼らの空気で変えていく。でも、私は壮ちゃんが纏う空気や雰囲気に一番、オッと思うし心惹かれる。これはもう凄く分かり易く好みだからなんです。好きなんです。
ので、今回もダンスショーの始まりの空気感にヤラレてしまって、その瞬間に、あの白髪で盲目の少年を観た感情がブワッと甦って来て、ああ、やっぱり抗えない感情でステージ上のこの人に惹かれるんだな、と改めて落ちてしまった。
TIME3LIPの感想でウィキッドのソロを歌う壮ちゃんに対して、『舞台上で一番初めに好きだなぁって思った瞬間の感情が甦ってきた。』と書いたのですが、今回も本当にその時の気持ちと同じで、初めて好きだなと思った気持ちが鮮明に蘇ってきました。
本当に舞台を観る度にその気持ちを思い出せるのって凄いな、と思いました。壮ちゃんが凄いな、と。

歴史振り返りコーナーの後に「皆さん、ロミジュリとMUSICAL SHOWCASE以外に壮ちゃん仕事なくて生きていけるのかな?と思ってると思うのですが、」と発言した途端、メッチャ草生えました。いやwwそれwメッチャwwwオタクの発言wwよくするけどなwwwみたいな感じで、その後、「発表出来ないだけで決まってる仕事5つあります、」と言った時、凄く安心しました。いや、私もロミジュリ後の仕事気になってたからさ。(ただ時期的に発表出来ないんだろうなぁとは予測してたけど)

 

2019年も2020年も舞台に立つと言った時、2019年も2020年も平間壮一のオタクで居ようと心に誓いました。

 

物販の案内してる時、Oguriさんが「冷蔵庫にマグネットで壮ちゃんの写真を貼って~」と言った時、やべぇうちの冷蔵庫、明日海りお様で埋め尽くされてると思ったし、ぶっちゃけ2018年平間壮一のオタクとして生きてんのか、ただのヅカオタとして生きてんのか分からない時期があったのは否定しないけど(2019年、既に宝塚を観る為に有給を3日取るのは確定してるし、おそらく間違いなくまた増える)2019年も2020年も平間壮一のオタクで居たいと思いました。

 舞台に立った瞬間、私の心をぞわぞわさせてくれるのは壮ちゃんだけです。
今回の茶髪の髪型も前を見据える横顔も踊ってる嬉しそうな笑顔も努力が足りないと口にする心根もまるっとした後頭部も、そして心を掴んで離さない雰囲気も、全部全部、全部全部全部、あーーやっぱり好きだなぁと再確認するイベントだったと思います。
行って良かった。
神様、行けって言ってくれてありがとう。
あと、心(肉体)を持ったマリオネットを自分が満たされたからと、違う少年(ああー、絶対アミューズの少年!!!と心で叫んだ)に渡すというendが凄く好きでした。そこのストーリーを考えたのは誰か分からないけど、繋げる役割に壮ちゃんはピッタリだなと思いました。幸福なアフター・クリスマス・ショーでした。

 

時期的に年内最後のblogですかね。
立ち上げた時はなんか色々観に行ってるし、忘備録として作るかぁーという気持ちと、余りにも壮ちゃんへの拗らせた感情が気持ち悪いので、吐き出す場所(話を出来るのが演劇趣味の友人1人しか居ないし、なんか興味のない俳優さんと観たことのない舞台の感想を切々と語るのが申し訳なくなってきた、というのは結構大きい。。)を作るかぁーぐらいだったのですが、この間友人と話した時、1年前と一切合切変わらず気持ち悪い感想を喋ってる自分を客観的に見て、blogの意味とは、、と思いました。
ただ実生活でバゥワァーーーと喋るのと、感情を書き留めるのは別なんですよね。
友人、2019年も観たことのない舞台の感想聞かせられるの本当可哀想。
でも付き合って欲しい。。。(個人的願い)

舞台の観劇忘備録blogと言いつつ、観てる演目は偏ってるし、そんな多くない。
2019年もおそらくそんな感じだし、まず、間違いなくただの気持ち悪い平間壮一オタクなんだろうな、と思います。大変残念。
それでも舞台が好きだし、壮ちゃんが好きだし、2019年もこんな個人の感情入りまくりのblogを更新すると思います。
皆さま、良いお年を!